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今日はネット通販で見つけた日本茜の苗が届きました。その辺の草と見分けがつかなくなりそうですが、葉に特徴があるのでちゃんとわかるよ、と詳しい方に教えていただきました。
今でも自生しているようなのでいつか
フィールドワークで見つけてみたいです。

昔は日本茜で日の丸が染められていました。
赤く美しい丸を染め抜く技術を持っていたのが
現在の福岡県飯塚市にある藩だったようです。

染料として使えるほどの根を育てられるかは
わかりませんが、成長を楽しみに育ててみます。

現在ふくが扱う茜はインド茜です。
インドと名がついていますが、東南アジア数カ国で栽培されているもので漢方薬にも使える質の良いものです。

それをミョウバン(硫酸カリウムアルミニウム)媒染(色の発色と定着)しています。
後は鉄媒染でワントーン暗めの色を出しています。
ミョウバンや鉄媒染液は染料店で購入できますし、鉄媒染液は酢と水と鉄があれば誰でも簡単に作れます。

日本茜は貴重で染料店でも取り扱いがありません。
しかし今年京都の原毛屋さんのカタログに日本茜が販売されており驚きました。

私は西洋茜も日本茜もいまだに使った事がありませんが日本茜ではいつか染めてみたいと思います。
チラリと写っているのは14歳の愛しのつむぎちゃんです。