ジャガイモの芽には毒がある -3ページ目

ジャガイモの芽には毒がある

相馬ドリルのブログ

例えば、もしこの世界が「見る」ことでその都度課金されるシステムだったとしたら。。。

朝起きる。
目を開けたら、はい課金。
時計を見たら、課金。
部屋を眺めるのも課金。
トイレまでの廊下見るのも課金。
洗面所で鏡見ても課金。

なんでもお金が掛かるとする。


フツーの世の中、何見ても大体無料。

けど、すべてにお金が掛かるなら、意味あるものを見て、見なくていいものは見ないようにしようとすると思う。
映画とかショーは見る価値あると思うからお金払うワケで、SNSやブログも通信料以外は基本的に無料だからやるけど、高いなら見ないという人も多いと思う。

さて、私は写真を撮り、それを人に見てもらってる。
月刊デジタルファクトリーでの連載や、ビレヴァンさんで通販してる写真集などはお金を出さないと見れない。

つまり、相馬の写真にお金を払う価値はあるか?というのが、とてもとても問題なのです。

逆に言ったら、お金を出して見てくれる人のために、いい加減なものは写真として出せない。
少なくとも申し訳ないものにしなくちゃいけない。撮影のとき、そう気合いいれるようにしてます。
なかなかTwitterもアメブロさんも規制がキビしいようで、ちょっとでも過激な写真はダメらしいのです。
やっぱり自分の見せたい写真ってのは、個展や写真集にして世にだすしかないのかも。
なるべく大勢の人に写真見て欲しいのですが、難しいのですよね。

今まで写真集もちまちま個展のときに手売りさせていただいてたのですが、この度ヴィレッジヴァンガードさんで相馬ドリルの写真集が買えるようになりましたよ。





あの!ヴィレヴァンさんですよ!
個展のさいはいつもフライヤー置いていただきありがとうございます!の、ヴィレヴァンさんです。
あんなセンスの塊のようなお店で相馬の拙い写真が売られていると思うと、もうなんだか恥ずかしいやら羞恥プレイだわで、だばだばです。

担当の方からお話しがきたときは新手の詐欺かと思いましたが、そんなばかなことはなく、ちゃんと取り扱われております。

一冊も売れないという悪夢を見ました。

どうぞすこしでも気になったら、なにかの手違いとかでよいので買ってみてください。
宜しくお願いいたします。

オンラインショップはこちら
ヴィレッジヴァンガードオンラインショップ
a「アートリサイクルコンテスト優勝者のbくんです」

b「ありがとうございます」

a「1200本のペットボトルで巨大な船を作られたわけですが、これだけペットボトルを集められたのは大変だったのでは?」

b「そうですね。結構予算が掛かりました」

a「予算? ゴミから集められたのでは?」

b「新品のペットボトルを業者から買いました。ゴミから集めるとか汚いじゃないですか(笑)」

a「。。。この作品ですが、展示が終わられたらどうされる予定ですか?」

b「家に置いておける場所ないので勿体ないですけど捨てようと思ってます」

a「…。。。」
最近、「不謹慎」ブームだと思うんです。

何かあると不謹慎という言葉と共に自主規制、自粛してしまう。
そもそも不謹慎ってなんなんだろ?あまりに聞き過ぎててゲシュタルト崩壊気味でわからなくなる。

大きな地震があって日本全体が自粛ムードになった数年前。東北の人たちが苦しんでるんだから大阪でもライブの中止とかがあった。けどそれってなんかおかしく感じる。
凶悪な犯罪があったから、アニメの放送を見送るとかもあったそうで、それもよくわからない。

殺人事件はたまに起こるし、遺族の気持ちを考えると胸が締め付けられるように苦しいし、もし自分の親しい人が、、と考えると恐ろしくなる。けど、それでも名探偵コナンくんは放送されている。不謹慎だとテレビ局が判断してないのかもしれない。少なくとも自分が残された遺族ならテレビなんて見ている心境にはならないだろうし、たまたま見ても抗議しようとは考えないと思う。

じゃ、なんで、「◯◯に配慮して自粛」みたいなのがあるかっていうと、やっぱり最近はなんにでもクレームつけるのがこれも流行ってる気がして、それを警戒してるテレビ局、っていうかスポンサー離れを気にしてるんかなーとかとか。
ちょっと少しでもトラブルあったら大問題みたいに扱うのは、いつからなんでしょ?
ラーメンマンがブロッケンマンをキャメルクラッチしてからラーメンにして食べたとか、ケンシロウが秘孔ついたら悪党が脳ミソ爆発させるとか、そーゆーのが許されてた時代と比べてると、やっぱり過剰にデリケートになってる気がするんです。
だからと言って人間の本質がすぐに変わっていってるとも思わないし、表面上はキレイになっても、少しぐぐれば危ない画像も情報もどんどん出てくるし。
なんて言えば正解かわからないですが、なにか潔癖っぽい偽善が蔓延してる気がしてしまうんです。

昔、ある日本の映画監督が助監督時代の話した。
その人の母親が胃ガンでなくなって、撮影所に戻ったら、監督から「胃ガンで苦しむのはどんな感じだ?」と撮影中の映画のシーンに活かそうとしたらしい。助監督にしてみれば母親亡くした直後にこんな質問不謹慎と思うかもだけど、それが映画だし、もの作ってる人のポリシーというか、利用できるものはなんでも利用するというような、その姿勢になんでか感動したんです。
今ならきっとすごい怒られる話かもです。

いろんな人がものを作れる時代になって、中には面白がって悪意を込めて人の気持ちを踏みにじろうとしてる人もいるけど、そうではなくてただそういう表現をしたいのに、世間の目やクレームのようなものを気にして、自由に表現できないって人、結構多いと思います。
作りたい衝動に、遠慮や配慮をし過ぎるのも、ものをつくるという行為から見たら不誠実に思えるのです。

自由にいろいろできるからこそ、自由にできない。言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズン的な、もっとものをつくる人に寛大でもいいんじゃないかと思ったりするんですが。難しい話ですよね。

『倒錯×大島薫』
~7人の表現者、7人の大島薫~

ご縁があり、こちらの展覧会に参加させていただくことになりました。
大人気男の娘、大島薫さんを七人の表現者が描き出すというものです。
お暇のある方はなるべく在廊予定ですので遊びにいらしてください。
大島薫さんも来られる予定です!

■2015 2/6~10
13:00~20:00
■アートスペース亜蛮人(大阪)
大阪市浪速区日本橋4-17-15 
tel 090-8209-7868 





最寄り駅
御堂筋線なんば駅
堺筋線恵美須町駅
南海難波駅

参加者(敬称略)
●若林賢太郎
●野口恭平
●中野雨衣子
●相馬ドリル
●ならもとかずや
●綾女牡丹
●蜜柑