画家ジョルジョ・デ・キリコ個展。
最終の休日とあってかお客さんも多かったです。
ボクの中ではダリ、マグリットと並んで美術の教科書不思議画家の1人なんですが、
順路を追って観ると人物や静物の写実画を経て突然「形而上絵画」と呼ばれてる
おなじみの世界に振り切ってきたのには「え?」ってなりました。
何が彼をこうさせたのか。
でもパースもサイズももっと言うと時空もぶっ飛ばしたこれらの作品群、
圧倒的に印象に残るんですよね。
その後もこのマヌカンをモチーフにした立体造形や、
舞台衣装なども展示されてたんですが、
今売っててもキャッチ―だなと思える作品で、
ひょっとしたら画家じゃなくてポップアートやデザイナーでも
行けたんじゃないかと思いました。
力のある作品を観ると栄養もらえますね。