ラ・コルタ島。
次作のアイデアが浮かばない作家のジェームズ・フォスターは、
妻のエムと孤島のリゾートにやって来ていた。
何日か過ぎた時彼は作品のファンだというガビ・バウワーという女性とその夫の誘いで、
治安が悪いため外出禁止とされているリゾートエリアの外に
一緒にドライブに出る。
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ブランドン・クローネンバーグ監督最新作。
人間の暗いツボを突いてくるところはお父さんの血を
継いでるなあと思いました。
クローンという鏡を通して、なし崩しに落ちていくジェームズは、
金さえあれば罪は消せるという現代社会への風刺か、
人間は罪を問われなければ本質はこんなものだという性悪説の暗喩か、
モヤモヤ考えさせれれます。
ミア・ゴスは今作でもミア・ゴス全開でしたねえ。