日本・8月31日。
この国の空に現れた異星からと思われる巨大な飛行体が現れ、
それに向けて米国の新型爆弾が投下された。
それから3年、<母艦>が宙に浮かんだ東京で下蛸井戸高校3年の
小山 門出と中川 凰蘭は変わらぬ学校生活を送っていた。
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2人の声、ボクの中では”この世界の片隅に”ののんちゃんくらいばっちり。
併せて動く浅野いにおの画ってどうなるんだろうと思って期待半分不安半分でしたが、
雰囲気出ててすっと世界に入れました。
でも紙面で吐き出された余多の台詞を改めて声に出して言われると、
ちょっとドキッとしますね。
ドライでシニカルな厭世感とそこから透けて見える優しさが、
難儀な感じでよかったです。
最近PART2ものにがっかりさせられることが多いんですが、
この作品は期待していい気がしてます。