ピンク色に彩られた、バービーランド、
そこには一人一人個性的な“バービー”とボーイフレンドの“ケン”が、
毎日変わらないハッピーな暮らしを送っていた。
ある日1人のバービーが朝目覚めると、
自分の周りに異変が起きていることに気づく。
・
世界的に有名な人形“バービー“の実写映画。
予告を観た時、お気楽ほのぼの映画かと思ったんですが、
社会風刺やフェミニズム、自己独立性といった
デリケートで角が立ちやすいなテーマを、
バービーの世界という鏡を通して分かりやすく伝えようとした、
結構メッセージ色の強い作品でした。
(それでいうとグレタ・ガーウィグ監督やマーゴット・ロビーらしい作品でした)
オープニングのパロディに始まり、
チョコチョコ挟んでくるネタに結構笑ってたんですが、
それもテーマのシリアスさを包むオブラートだったんでしょうね。
らしくないキャラで頑張ってた
ライアン・ゴズリングが今作の敢闘賞でしたねえ。