アメリカ・モロツナ。
人里遠く離れた村にある、キリスト教派
「ナノメイト」の小さなコミュニティで、
夜な夜な女性に起こる事件が何年も続いていた。
作り話だと信じない村の男たちに、
動かぬ証拠を突き付けた彼女らは、
これからの生き方を決めるため話し合いを始める。
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実際に起きた出来事をモチーフに作られたこの作品、
ほとんどのシーンが納屋の中での議論という会話劇。
このやり取りがなかなか熱くて、宗教観や英語がわかってる人が観ると、
もっと楽しめたんじゃないかと思いました。
女性は文字の読み書きも許されず、
奴隷のように虐げられた立場から自立していこうとする姿は、
#MeTooからの一連の作品と地続きなものでした。
(事前情報なしで観に行ったので、途中で「えっ!?」ってなりましたけどね)
偶然なのか狙ったのか、ルー二・マーラとクレア・フォイの共演ていうのが、
リスベットつながりでストーリーとは関係なく、楽しめました。