2000年、イギリス・ウェールズ。
ジャン・ヴォークスは、夫のブライアンと2人暮らし。
バーテンダーとレジ打ちをこなす退屈な日々の中、
ある日バーで会計士のブライアンが
組合馬主の話をしているのを耳にしてある思いが浮かぶ。
・
小さな村の住人達が共同で出資した馬”ドリーム・アライアンス”が、
ウェルシュナショナルを制するまでを描いた実話を基にした作品。
冒頭からのジャンのひらめきと行動力
「朝目覚めた時にワクワクするものが欲しい」という
彼女の情熱に驚きと憧れを感じました。
(ボクが自分は明日への期待感に生かされているといってるのに似てる気がしました)
奇跡のようなサクセスストーリーですが、
そのプロセスの中で村の人達が甲斐を見つけて、
活き活きとしていく様を見ると、
結果以上にそこに関わっている時間が
自分にとって価値のあるものになっていることが
大事やなあと思いました。
歳を重ねて腰が重くなってきたなあと思う人に、
観て欲しい作品でした。