2003年アメリカ・ニュージャージー。
シングルマザーであるエイミー・ローランは、
自らも心臓に疾患を持つことを隠して、
メディカルセンターICUに勤務していた。
ある日多忙な毎日を送る彼女の下にチャールズ・カレンという
看護師が配属される。
・
入院患者を点滴への過剰摂取で数10人(一説では400人)殺害したという
アメリカで実際にあった事件を描いた物語。
エディ・レッドメインとジェシカ・チャスティンという
贅沢なキャスティングの作品が、配信からリリースされたものを
劇場でも公開という流れに配信の潤沢さとクォリティを感じます。
シリアルキラーを扱っているからといって、
派手な映像や展開があるわけではなく、
だからこそ役者さんの演技から伝わってくるものが
じっくり楽しめるボク好みの良作でした。
(シリアルキラー以上に怖いものも潜んでましたしね)
エディ・レッドメインのちょっとイノセンスな感じが、
逆にノーマン・ベイツに通ずる薄ら怖さになってて、
いいキャスティングだなあと思いました。