1947年・NY。
人種差別撤廃の運動が高まる折、
世界的なジャズシンガービリー・ホリデイは、
夫とマネージャーから「ステージで”奇妙な果実”は歌うな」
と言い渡される。
・
ビリー・ホリディの半生を描いた作品。
ボクが学生の頃、曲を聴くよりも先にこの訳詞をみて、
事象というのは例え方ひとつで
強烈な印象を与えることができるということを教えられた
”奇妙な果実”という歌。
この日聴いた時も浮かんでくるビジュアルに鳥肌が立ちました。
タイトルのvs合衆国というのは広義でいえば合ってると思いますが、
作品を観ているとむしろ彼女の過去との葛藤という
印象を受けた作品でした。