2065年。
トレーシー島の所有者ジェフ・トレーシーに招かれたペネロープ・ワードは、
彼が私費を投じてつくった国際救助隊のエージェントとして、
基地である島を案内される。
・
本国で50周年を記念してつくられた作品の
日本放映55周年記念上映。
この劇中で出てくるサンダーバード1号という乗り物が、
自分が物心ついて「カッコいい」を意識した原点ですね。
(これとウルトラホーク1号)
ふと周りを見回すと、場内もきっとボクと同じ体験をしてきたであろう、
オッサン(おじいちゃん)がほとんどでした。
過去に何作かつくられた今風にアレンジしたものではなく、
当時の趣のまま作られた「新作」というのが、ボクにはど真ん中で、
アヴァンのダイジェストカットとか鳥肌モノでした。
(でも、この作品自体を知らない今の映像技術を見慣れた人が見たら、
なんじゃこりゃ!?なのかもしれないですけどね)
と期待しながらも、当時のドラマレコードをベースにしたストーリーということもあってか、
主人公はトレーシー一家じゃなくて、完全にレディ・ペネロープでしたね。
メカの描写よりパーカーとのやり取りが面白かったです。