"Forever Saul Leiter" 小学館 | Something Wonderfulな日には

 

この間のツーリングで

泡硝子越しに取った写真が

ソウル・ライターっぽいなと思ったら

ちょっと気になって作品集を買ってみました。

 

ガラス越しの写真が有名な方ですが

それは1つのスタイルではあるけれど

もっと根っこのところでブレッソンやドアノーのような

ピンと来る嗅覚の鋭い人なんだろうなあと

他の作品も見て思いました。

 

以前見たドキュメンタリーでは

コメントがシニカルで余り好きになれなかったんですが

この本の言葉はすっと入ってきて響きました。

(言ってることは変わらないはずなのに現金なものです)

 

 

芸術写真には明るくないんですが

想像するに、絵画と比べて作風を作りにくい世界で

「誰だれっぽい」といわれるスタイルを持っているのは

すごいことですよね。