マケドニア山岳地帯にある小さな村で
養蜂を営むある女性のドキュメンタリー。
電気も水道も通っていない
村といってもその家しか残っていない限界集落で
寝たきりの母を看病しながら
蜂蜜を採るハティツェ。
巣箱を作り蜜蜂に話しかける
「半分はわたしに、半分はあなたに」
という言葉は
お互いが生き続けるために
大切な考え方という気がしました。
彼女のアドバイスを聞かず蜜を半分じゃなく全部採って
立ち行かなくなったトルコ人一家とのやり取りや顛末は
下手なフィクションより
寓話めいていて示唆がありました。
多分作った方も意識してたと思うんですが
フェルメールの絵画のようなコントラストが
メチャ綺麗でした。
http://honeyland.onlyhearts.co.jp/