たまに劇場で1度観ただけだと、
話に追いつけない作品ていうのがあるんですが、
ジョン・ル・カレの原作で有名なこの作品も、
背景や人間関係、展開のめまぐるしさを、
頭の中で整理してる間に終わってしまった一本。
いい機会なので家でじっくり観ると、
当時と変わらず組織の中に潜り込んでる二重スパイを探し出すという
着地点は見えたんですが、
登場人物同士の関係や、立ち位置がやっぱりわかんなくて、
終幕してしまいました(沈)。
うーむ大人の映画や・・・。
ゲイリー・オールドマンをはじめ、
コリン・ファース、べネティクト・カンバーバッチ、マーク・ストロング
(あれ、この3人”1917”とまるかぶりですね)
そしてトム・ハーディと各々主役を張れるキャスティングで、
この渋さ、この地味さ。
今思うとものすごい贅沢な作品です。