1880年代、フランス・パリ。
フィンセント・ファン・ゴッホは、
仲間も集まらず店主から酷評された作品展を終え、
画家組合へ参加する。
そこでこの集まりを快く思わない新進画家ゴーギャンと出会う。
そして作品を観ていた彼は、
暖かい国へ行けとゴッホにアドバイスする。
・
フィンセント・ファン・ゴッホのパリ時代からの半生を描いた作品。
今までに多くの役者さんが演じてきたゴッホですが、
ウィレム・デフォーも
狭間を生きる彼を見事に演じてました。
彼の演技もさることながら、
すごいなと思ったのはカメラワーク。
カメラではなく誰かの目のような動きは、
スクリーンには映らない役者さんのようで、
こんな表現の仕方もあるのかと驚きました。
ゴッホの作品て、模写ではなくそれ自体が
新しい生き物のような生命力を感じますね。