"Sorcerer" ヒューマントラストシネマ有楽町 | Something Wonderfulな日には

 

ポルヴェニール。

メキシコ、イスラエル、フランス、アメリカ、

それぞれの国で犯した罪から逃れるため、

彼らはこの南米熱帯の地に流れ着き、

逃げ場のない日々を暮らしていた。

ある日、

働いている製油所が反政府ゲリラの手により爆破され、

会社が消化の為のニトログリセリンを運ぶドライバーを、

1万ドルと身分証明書を報酬に

募ってきた。

 

 

以前このブログでも紹介した、

”恐怖の報酬”のリメイク版。

”地獄の黙示録”にも引けをとらない、

むせ返るような息苦しさと狂気が、

画面から伝わってきました。

登場人物や社会のバックボーンを描くことで、

オリジナル以上の深みと説得力を

感じました。

 

実はこの作品初めて観たんですが、

フリードキン監督の作品で、

”フレンチ・コネクション”や”エクソシスト”の

なにそれ?的な不条理感がなくて、

一番好きかもです。

 

エレクトリカルなBGMがえらいカッコええなあと思ったら、

Tangerine Dreamでした。

 

http://sorcerer2018.com/