1864年 アメリカ・ヴァージニア州。
3年目を迎えた南北戦争の最中、
戦争で実家に戻ることが出来ない、
校長、教師、生徒の女性7人が
ファーンズワース女学園で生活していた。
ある日生徒のエイミーは、
きのこ狩りをしていた森の中で、
敵である北軍の兵士がケガをして
倒れているのを見つける。
・
小学生の頃、”ダーティハリー”が好きで、
同じイーストウッドとドン・シーゲルコンビの作品というので、
夜中のTV、邦題の怪しさはさておき期待してみたら、
良くも悪くもショッキングだった映画と
同原作の作品。
(いや、当時はイーストウッドのイメージとかけ離れて見えたので、
悪くも、が大きいかったです)
ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニングと
なかなか豪華な顔ぶれです。
所謂ハーレム映画だと思うんですが、
その中でのドロドロした嫉妬心や生き残るための防衛本能、
男では気がつかない女性監督ならではの
切り口が観れるかなって思ったら、
意外やそういう緊張感みたいなのが余り表に出なくて
あっさりしてました。
考えてみれば、それは女性監督というイメージからの
勝手なボクの思い込みで、
監督にしてみれば、
これが正しい表し方なんでしょうね。
オープニングとエンドクレジット見てると、
ミニシアターが似合う作品だなって思いました。