ワシントンD・C。
ロビイスト、エリザベス・スローンは、
銃擁護団体ビル・サンドフォードから、
銃規制法案に対して、女性の銃保持を促し
廃案に持ち込む依頼を受けるが、
それをナンセンスとして断ってしまったことが、
同席した上司の反感を買い、解雇通告を受ける。
そんな折、銃規制に賛成のロビー会社のCEO
ロドルフ・シュミットの誘いを受けた彼女は、
チームをつれて移籍を決意する。
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現場のピリピリした緊張感にお腹が痛くなりました。
アメリカの記事なんかで、ロビー活動という言葉を時々聞くくらいで、
実際何をやるのか全然知らなかったんですが、
裏で上手く糸を引いてる感じは、
なんともアメリカらしい仕事だなって思いました。
先の先の先を読み、裏の裏の裏をかき、
勝つためには、仲間の犠牲も請わない、
クレバーでタフでドライなスローンという女性を、
他に演じられる人が思いつかないくらい、
ジェシカ・チャスティンはまり役でした。
台風なのに席完売。
面白い作品だったので、
もう少し上映館増えて欲しい気がしました。