文脈効果について考えてみる | ソリューションのおぼえがき

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文脈効果(context effect)「前後の文脈や周辺の環境の違いで、対象とするモノの意味合いや印象が変わる」という考え方です。

 

アメリカの認知心理学者J.S.ブルーナーによって提唱された考え方です。

 

ある実験によって検証を行いました。

どのような実験かというと「崩れたB」の文字がどのように読まれるのかを検証しました。

あるグループは「L・M・Y・A」を見せたうえで「崩れたB」を見せると【B】と読む人が多かったそうです。

あるグループは「16・17・10・12」を見せたうえで「崩れたB」を見せると【13】と読む人が多かったそうです。

 

人が対象物を認識するとき、その対象そのものだけでなく「周囲の情報に影響を受けて」判別してしまうことがわかりました。

 

この考え方をマーケティングなどに活用することができそうです。