ブーバ/キキ効果(Bouba/kiki effect)という考え方があります。
心理学の考え方で、発音と図形の視覚的印象によって感情に働きかける効果のことをいうそうです。
心理学者のV.ケーラーが1929年に初めて報告し、V.S.ラマチャンドラン博士によって命名された考え方です。
実験では、「丸い曲線」と「ギザギザの直線」で描いた異なる2つの図形を見せて、「ブーバ」「キキ」という名前だとするとどちらがどの名前になるかを聞いてみたところ、大半の人は「丸い曲線の図形がブーバで、ギザギザ直線の図形がキキだ」と答えるのだそうです。
確かに、私もこの2つの図形を見てみると発声と図のイメージが同じ感覚を持ってしまい、同じように答えてしまいました。