キャリア・デベロップメントに関する4つの理論的アプローチを整理してみます。
① 構造的アプローチ 1900~
仕事と人のマッチングを重視するアプローチのことです。(個人の特徴と職業要件を調べ、その一致度が高いほどよりよい職業選択が可能となるという考え方)特性因子論とも言われています。
② 発達論的アプローチ 1950~
キャリア・デベロップメントはライフステージという長いスパンの中で継続的に行われる発達的プロセスであるという考え方のことです。(人生の各段階には特有の課題が存在していると考えます。)
③ 社会的学習理論アプローチ 1980~
人は他者の影響を受けて新たな態度・習慣・価値観・行動を獲得するという社会的学習理論の考え方をキャリア・デベロップメントに応用していく考え方のことです。
④ 意思決定理論アプローチ 1960~
より合理的な意思決定を求める意思決定理論の考え方をキャリア・デベロップメントに応用していく考え方のことです。