ハーディングとは、「群れる」を意味する言葉です。
例えば、羊が30頭の群れをなしていたとしましょう。
そして群れが進んでいくと、三叉路に出くわします。左右に道が分かれているわけです。
先頭の羊の動きに他の羊が連動します。そして、みんなが同じ道を進みます。
人も群れをなすことで心理的に安心を感じます。一方で仲間外れ、時代遅れになりたくないという心理が働きやすいものです。
行列の出来ているラーメン屋さんは「食べてみたい」と感じます。
信号無視もだれかがしていたら、少しくらい大丈夫かと思ってしまいます。
マスコミの解説について、我々は右往左往してしまうことも同じ現象です。
人も動物です。大勢に従う習性を持っているのかもしれません。