従来のマーケティング論では、顧客をセグメンテーションして、ターゲットを決定して、そのニーズに対してアプローチする手法でした。STP分析といわれ今でもマーケティングの主流の考え方になっています。
ブルーオーシャンでは、これまで顧客にならなかった「非顧客」へのアプローチを検討します。
つまり、買ってくれない理由を科学的に分析するわけです。
なぜ、これまで買わなかったのか・・・どうすれば買ってくれるのか・・・
このために、非顧客を3つに分類します。
①消極的買い手:現在は顧客であるけども、いつ逃げ出すかもわからない層
→なぜ、代替品で済ますのか
②利用しないと決めた買い手:あえてこのマーケットの製品やサービスを利用しないと決めた層
→どのような経験がそうさせているのか
→どうすれば考え方を変えることができるのか
③マーケットから距離を置く買い手:そもそも買わない層
→完全な潜在顧客
これらの3種類の非顧客に共通する「買わない理由」を探し出しましょう。