「認める」はよく「ほめる」と誤解されて解釈されることがあります。
「認める」スキルの目的は、「相手に安心して話してもらう」ことです。
文字通り、相手を全人格的に認めることであり、相手の言うことをそのまま受け止めることです。
ありのままの事実や存在あるいは変化を、ただそのまま受け止め、認めます。内容について同意したり、評価したり、他の誰かと比較したりすることは含みません。
「ほめる」との違い
「ほめる」とは、相手の良い点や上げた成果(好ましい事実)を取り上げ、相手を肯定的に評価し、それを伝えることです。
それに対して「認める」は、事実・存在をそのまま相手に伝えることであり、肯定・否定に関わらず評価を含みません。