ある会社の営業を「高業績者」と「低業績者」に分けて比較してみたら、顕著な違いがありました。
商品を売るための商品知識や商談力といった能力だけでは「できる営業にはなれない」ということです。
改めて「人間としての考え方」が重要だということが明らかになりました。
結果=能力×熱意×考え方 という方程式で当てはめると、
「考え方」について、前向きに考えるプラス思考と後ろ向きに考えるマイナス思考の違いによって、
A:ものの見方・考え方
+「うまくいくためにどうするか」と可能性を考える。物事を明るく建設的に考える。
-「どうせダメだろう」とすぐ諦める。物事を暗く、悲観的に受け止める。
B:人間観
+人の好き嫌いがあまりない。人脈を大切にする。
-人の好き嫌いが激しい。人脈を粗末にする。
C:反省心
+失敗を研究して、その後の行動に反映させている。自分の行動を常に振り返る。
-失敗にくよくよするだけ。人のせいにして、自分のやり方を振り返ろうとしない。
D:人柄
+思いやりがある。温かい感じを他人に与える。
-自分のことを第一に考える。冷たい感じを他人に与える。
E:生活設計
+人生設計がハッキリしている。具体的な目標を持っている。
-将来のことを計画的に考えない。目標がない。
要するに、自責と他責の考え方に集約していくのでしょう。
思考の違いだけでも、善し悪しがよく伝わってきませんか?