マーケティング・リサーチをする際の質問形式やタイプ | ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

消費者のニーズを聴くためにマーケティング・リサーチを行うことがあります。

 

リサーチをする際に質問内容で悩まれる方が多いので、いくつか形式をまとめました。

これらの手法で複合的にリサーチを行なうこともあります。

 

■定型的な質問 (数値化しやすい質問)

二者択一・・・1つの質問に対して2つの回答から選択できる

複数択一・・・1つの質問に対して3つ以上の回答から選択できる

同意の度合い・・・回答に含まれる言葉に、同意・反対の程度が示されている

意味上の相違・・・回答の度合いが2つの反対の言葉の間に示されたり、回答によって感情の方向性や強さを表すポイントが選ばれる

重要度の度合い・・・ある特性の重要度について「ほとんど重要でない」から「非常に重要である」までの度合いについて選ぶ

評価の度合い・・・ある特性を「ひどい」から「すばらしい」までの度合いで選択する

 

■非定型的な質問 (数値化しにくい質問)

非構造質問・・・自由に回答できる質問

言語連想・・・提示された言葉に対して、最初に連想する言葉を回答

文節完成法・・・提示された不完全な文節や話を、完成させて回答

絵図完成法・・・一方の言葉だけが書かれている、2人の人物が描かれている絵の中、もう一方の人物の立場で会話を完成させる

主題統覚・・・1枚の絵があり、それについて考えられることや起こりえることを想定し、物語を完成させる

 

マーケティング・リサーチは質問の流れを作ることがキモです。

また、定期的な見直しも必要です。一回で成功と思わず、見直し修正を加えながらリサーチ内容をレベルアップさせていきたいものです。