私の見立てた社長とメンバーの感覚の違いについて
「そもそも、経験してきたことのレベルが違うので、私は社長をやっているのだ!」
社長は社員と見ている視界が違うことを知らない。社員にもそれはわかるわけがない。
「なぜ、自分の考えに至る幹部社員が育ってこないのだろうか?」
自分の判断基準が伝わらないものと考えるべきです。社長は幹部社員を人生をかけて育てないといけない。
「自分は会社のことを真剣に考えているのに、幹部を含め、社員は甘い!」
社員は現実を直視していないと思っている。従業員も従業員なりに会社のことを考えているつもりです。
「どうして、俺に意見具申してこないのだろうか?」
社長は、「社員が役割意識・責任感に縛られて、本音がいえるはずがない」ということを理解できていない。
「社員は動くのが遅い。だから、俺が動かないといけない!」
社長のスピードには社員はついていけないということを理解できていない。これをやるとさらに社員は指示を待ってしまいます。
このようなことを前提に社長とメンバーは感覚合わせをしていくことになりますが、カギを握るのは幹部社員です。