自分には何がしたいのかわからない・・・。
私も学生時代何がしたいのかわからず悩んでいたことがありました。
野心のない若者が増えているといいますが、私は少し違う解釈をしています。
野心のある若者は明らかに積極的に海外に出ています。
学生時代から起業をしたり、スポーツで世界で戦っている人など
色々とチャレンジしている成功している人はむしろ今の方がたくさんいます。
ただし、人口が減少している今、絶対数が少なくなっているということ。
アジアの各国の経済成長で野心のある若者がどんどん日本に来ている。
相対的に見てそう見えるのだという認識を持っています。
日本国内にいる以上、大学3回生から再来年の4月入社のための就職活動がはじまる。
そして、そのレールに乗っておかないと先々の道が途絶えてしまう。
群集心理が強く働くから、偏差値の高い大学に行くことが必要条件となってしまう。
就職に求めるものは「大手企業に入って、レールに乗って、ある程度でボチボチ働いて、定年まで勤め上げたい・・・」
必ず、そのような世の中は変わってくると思っています。
また、大企業の若手社員などでマネジャーになりたい人が減ってきているという明確なデータがあります。
・マネジャーとは名ばかりで、酷使されるだけ。
・マネジャーの諸先輩を見ていて、みんなしんどそうに仕事をしている。
・責任は取らされるけど、手柄は上に取られているように見える。
・決断することは怖いこと、会社にクビにされるかもしれない。
・責任は取らされるけど、手柄は上に取られているように見える。
・決断することは怖いこと、会社にクビにされるかもしれない。
インタビューではこのようなことが聞こえてきます。
「割に合わない職務」に見えているのだろうということなのでしょうか。
これからの時代、「就職先を見つけること」だけが目的には成り得ないのではないでしょうか。
自分は何がしたくて、生活維持の他に何のために働くのかを見つけておく。
生業を考えることがより大切な時代になってくる。
一人一人のアイデンティティを認める、受け止める、発信する、問われる時代になってほしいと思います。