H,B,ジェラット氏は、合理的な意思決定のモデルとして、「意思決定はサイクルである」という考え方を示しました。
また、プロセスの中心に「予測・価値・決定基準」という思考を通って意思決定を行うとしました。
予測システム:考えられる選択肢・行動とそれにより予測される結果を検討する
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価値システム:その結果が価値に見合っているのかを評価する
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決定基準:適当な選択肢を選択する
就職活動で例にたとえると
予測システム:A社に就職したい、自分はいったいどれくらいの可能性で内定・入社できるのだろうか?
価値システム:自分は、「給与が高い」「一部上場企業」「研究に力を入れている」会社に就職したいと考えている。
決定基準:A社は自分の価値と合致しているけども、他にB社・C社も魅力的かもしれない。
確かに、目的を達成するためには、上記のようなプロセスを経て、決定されたり、新たに目的が見つかったり、再検討が行われたりする、ぐるぐるとしたサイクルになりますね。