カーニーが提唱した合理的意思決定プロセス | ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

 

C,カーニー氏は合理的な意思決定を行う方法について、7つのステージを提唱しています。

 

①状況認識:様々な要因から、何か意思決定をしないといけない状況になる段階

②自己アセスメント:意思決定をするための基準として、自分の理解を深める段階

③探索:決めるための情報を集める段階

④統合:様々な要因から、自分自身で折り合いをつける段階

⑤コミットメント:自分自身で「やる」と決める段階

⑥実行:何を、いつまでにするのか計画を決める段階

⑦再評価:進捗や結果を振り返る段階

 

この中で大切なことは、「選択したあと、実現するための行動計画」を行うことです。

 

キャリア・カウンセリングで、「自分はこんなタイプだった」「こんな職業に就きたいんだ」「5年後自分こうありたい」

という意思決定を支援することはあります。

 

この7つのステップでは「コミットメントして実行に移すこと」を重要視しています。

 

キャリア・カウンセリングだけにとどまらず、ビジネスの様々な場面でこのプロセスを通って人は決めているように思います。