中小企業は朝令暮改位でちょうどよい | ソリューションのおぼえがき

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中小企業は朝令暮改位でちょうどよいとは、また矛盾することを・・・

と言いたいと思われるのではないかと思います。

 

「朝令暮改」という言葉を聞いて、皆様はどういう印象を持ちますか?

 

良い印象?

いえいえ、いい加減であまり良い印象ではない?

 

朝礼暮改とは読んで字のごとく、朝出した命令が夕方にはもう改められるという意味から、「法令などがすぐに変更されて一定せず、あてにならないこと」という意味だそうです。

 

言葉の意味からは、あまり良い意味では使われないようですね。

 

ところが、私は中小企業の社長はこの朝令暮改くらいがちょうどよいと感じることが多いのです。

 

なぜそう思うのか?

 

中小企業の社長は「ケチでワガママでセッカチ」だと私は普段、親しみを込めて言うことが多いです。

 

常に環境や競合の関係などをウォッチしながら、会社内を動かし、最終的に決断し、責任を取る仕事が社長の仕事です。

正直、せっかちのあまり、思いつきで話してしまうことや決めたことが間違っているかもと思うことは日常茶飯事なのだと思います。

また、社会で正解を出し続けることは不可能、それが人間です。

 

一方で、決めることができなくて、うんうんトップが唸っていたら、メンバーはどう感じるでしょうか?

やはり、スピードよく決めてほしいと思うのが本音ではないでしょうか?

 

だから、朝伝えたことを熟考してみたら、夕方には考えが変わっていた・・・。仕方がないじゃないですか・・・。

 

ここで社長は、最終決めたことはある程度やり切りましょう!ということなのかもしれません。