赤字事業から一気に500億事業までの成長を遂げたといわれる、当時究極のフリーペーパーは、「営業力ではなく、だれでも意識を一緒にして、戦う」戦闘集団だからこそ成し遂げられたことのようです。
当時のフリーペーパー事業のトップの著書から言葉を拾いました。
・事業は物語だ。勝つシナリオを作れ。
・営業を科学する。
・誰がバカなのかわかる組織をつくる
・原因は自分にあり=自己革新
・意識を揃える=数字で客観的に語る
・剣道には小手・面・銅の3つしか型がない。
・どうやるか?なぜやるか?誰とやるか?なぜこう決まったか?を物語る
・コンセプチュアルな言葉=念仏を唱えるメンバーに日々唱え続ける
・絞り込んだプチコンサルティングで、その領域のプロフェッショナルになる。
・バードビュー=トップとミドルに質問する
・一人屋台方式
・実はニーズは多様化していない
・リーダーとは物語る人だ
・訪問の必然を創る
・決めろ!お前が決めろ!
素人集団を強い営業組織に変えるために、強烈なリーダーシップを発揮して、事業を推進していったのでしょうね。
このような言葉でマネジメントされていたメンバーは長続きしなかったでしょうが・・・。有事にはこれくらいでOKなのでしょう。
当時の話を聞くと「1日20件」訪問することによって、1件の受注がいただけるという方程式も存在していたとのこと。決して気合い、根性、努力ではなく方程式を持っていたわけです。
やはり、営業の科学化はこれからよりいっそう重要です。