VMDとは、「顧客が店の雰囲気、商品内容とその詳細を理解し、購買意欲を高めるために、商品陳列と演出を顧客の視覚へ分かりやすく紹介する手法」です。
具体的には
①『VP(ビジュアルプレゼンテーション)』で、その店舗が顧客に提案できるテーマイメージを明確に表現し、
②『PP(ポイントオブプレゼンテーション)』にてカテゴリーごとの重点商品イメージを明確に表現し、
③『IP(アイテムプレゼンテーション)』にて商品アイテムの特徴をより明確に表現することによって、売上を増加させる活動のことです。
言い換えると、VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)の手法は、店内における広告活動と販売促進活動をミックスした戦略なのかもしれません。
つまり、消費者の心理的な購買プロセスを理解することによって、より戦略性をもったVMDが実践できるのです。