店舗の演出と効果的な利用法 | ソリューションのおぼえがき

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店舗の演出には棚割りや陳列方法が重要なポジションを占めます。


陳列の目的は、
①お店の存在をアピールする。
②業種や店舗のグレードを表現する。
③お店のコンセプトを表現する。
④商品の価値を高める。
⑤店内の巡回性を高める。
⑥商品の情報を提供する。
⑦忘れていた買い物を思い出させる。
⑧衝動買いを誘発する。
⑨街・店の美化に役立つことなどがあげられます。


ただし、店舗の演出は、陳列技術だけでは効果があがりません。

取扱商品の適した照明手法や什器、また色彩や音響など含む機能との関連性を重視した陳列を考えることが必要になってきます。


ここでは、陳列の種類を「量感陳列」と「展示陳列」に大別して整理してみましょう。
①量感陳列は最寄品店に不可欠な陳列手法と言われています。
②展示陳列は買回品店に重要な陳列手段と言われています。


陳列には、業種・業態の特徴を考慮し、巡回性を高めるための陳列手法も必要になります。
最寄品性が高い店舗では、「田の字型のレイアウト」で、
買回品性の高い店舗では、「ダイヤモンドトラフィック型のレイアウト」で、効果的な陳列を行うことが定石です。