キャリアディベロップメントを考える上で、発達理論との関係を理論化した、E.ギンズバーグ氏は、職業選択のプロセスについて以下の点を指摘しています。
・職業選択は発達のプロセスであること
・そのプロセスはやり直すことが難しいこと
・「自我」が重要な役割であること
キャリア発達プロセスも以下のように整理しています。
①空想期:~11歳
職業に対する初めての興味関心・理解。
衝動や欲求を直接的に充足させる職業を選択する。
幼児時代どんな仕事にあこがれるのか?
②試行期:11~17歳
自分の興味・価値観・能力など主観的要素を仕事と結びつけて考えることができるようになる。
子供のときの文集で書いた、将来何になりたいのか?
③現実期:17~20代前半
職業選択にふさわしい自分の能力・価値観などを確認し、さらに自ら発達させることができるようになる。
機会や限界といった環境要因を考慮して選択する時期。
就職活動でどんな志向を持って職業を選ぶのか?
今、このような視点で、職業について、仕事について学ぶ、取り組みを積極的に行っている学校が増えてきています。
いいことですよね。
確かに、昔NHKのテレビで「はたらくおじさん」とかはすごく好きでよく見ていました。
子供のころから、色々な仕事があってそれぞれ役割があるんだよ。といわれて本当にワクワクしていた思い出があります。
そういえば、卒業文集に将来何になりたいか?「化学者」と書いていた自分がいました。いつのタイミングで諦めたのか?
そういえば大学受験のときでしょうか・・・。