例えば、こんな話があります。
大きな研修センターがあり、一部屋の定員が100名だったとしましょう。
ある講演会がとても盛況で、参加予定者数が150名になったとしても、
他の部屋からイスを入れて、ギュウギュウ詰めでも入れてしまうものですよね。
たまたまなことなのですから・・・。
そころが、お客様の満足を最優先に考えないといけないから、
150名の部屋を作らないといけないという考えになったら、少々危険かと・・・。
たまたまなことでしょうから、そして、定員を増やすわけですから、他の場合どうやって対応していくのか?勝算はあるのか?採算は取れるのか?も検討せずに。
部屋を作るということは、固定で費用が発生するすなわち、「固定費」ですよね。
やはり、中小企業の経営を運営していくにあたって、固定費をいかにトラブルなく削減していくのか?という考えはとても大切なんだと思います。
じゃあ、今のようなケースの場合どうするのか?
例えば物流の世界では、物流の量の予測以上に入ってくる際に、
トラックの共有(同じ方面に行くトラックにほかの会社の積荷を入れて運んでしまう)
トラックステーションの活用(一か所にモノもトラックも集まるので、積荷のムダを省く)
時間差による割引(何時でもいいよという場合にお得な割引サービスを入れて運んでしまう)
など工夫をして、トラックを増やすという固定費の発生を防いでいるわけです。
固定費の発生を防ぐことで、しっかりと利益を稼ぐ工夫をしてください。