ポイント施策はメーカーにとってリスクが小さいので、うまくつかえば販促策として有効です。
以下に流通段階での施策利用によるメーカーの負担を整理してみました。
希望小売価格@100円の商品を100個出荷する場合
A:ボーナスポイント活用
メーカー
↓@60円で出荷 60円×100個=6000円
卸
↓@80円で卸
小売店
↓@100円で60個販売 ボーナスポイント10P(10円) 100円×60個=6000円
消費者
→メーカーは、売れた分のポイント 10円×60個=600円負担
B:値引き販売
メーカー
↓@60円で出荷 60円×100個=6000円
卸
↓@80円で卸→@70円で値引き卸
小売店
↓@100円→@90円で60個販売
消費者
→メーカーは、販売奨励金として、卸の値引き分を負担 10円×100個=1000円負担
使うタイミングや使う商品をしっかり見極めないといけませんが、売価を維持できたり、利益率の改善効果があったり、と是非検討するべき対策だと思います。