よく考えてみれば、
生まれたときから普通にビデオがあり再生可能。
料理作るのも電子レンジでチン。
調べ物するのにもインターネット。
遊びはゲーム。
考えない子供が増えるのも当たり前かもしれませんね。
至れりつくせりの環境下で育った子供たちが悪いのではなく、環境にした我々世代にも責任がありそうです。
そんな子供たちを教育するのに、手間をかけさせたり、不親切にしたり、簡単に答えを出せない仕組みを作ることを教育機関も考え出しているようです。
・あえて○×をつけない答案用紙
解答を自分で見て、自分で採点することをあえてすることで、プロセスを学ばせる考えです。
・設問の無いテキスト
ネット上のライブ学習での事例です。設問をテキスト上に書いてあると、受講者はライブに集中できず、問題のほうにばかり気持ちがいってしまう。そのために、あえて、テキストには講義内容だけを掲載し、設問はネット上でタイムリーに解かせる考えです。
・予習をさせず、その日に問題集を配布する
即応力を高めるために、あえてそういうやり方をしているところもあるらしいです。常に試験感覚ですよね。
とにかく、手取り足取りではなく、不足感を与えることで、自分で考えるということを促したいようです。