行動経済学② 選択回避の法則とは何か? | ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

「豊富な選択肢は、むしろ判断しずらくなる」ということを理論化した法則です。

ショッピングモールで自転車を買おうとした際、

A:7種類の自転車を取り揃えている

B:20種類の自転車を取り揃えている


この場合、どちらの方が売り上げが良いだろうか?

又、お客さんとしては、どちらのお店で買い物をした方が満足度の高い買い物ができるだろうか?


実験によれば、購入率はAの方が約10倍高く、買い物後の顧客の満足度もAの方が高かったそうだ。


サービスを提供する側としては、より多くの選択肢を用意し、お客さんによりマッチしたサービスを提供しようとする方が良い結果をもたらすのではと考えられてきました。


特により多くの選択し同士を比較し、自分にとって最高の選択をしようとするお客さんは、選択後も選ばなかった選択肢について悩んでしまい、結果的に満足度が低下してしまう傾向にあります。