認知の3要素と戦略立案のステップ | ソリューションのおぼえがき

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「抑うつ気分が高い人に特徴的な否定的認知の3要素」を見かけました。


【世界】「世間は不公平だ」

【自己】 「私は人生の落伍者だ」

【未来】「もうまったく将来に望みがない」







どうもこのフローは戦略立案のフローと同じなのではないか?


【世界】外部環境から読み取れる機会と脅威は何か?

【自己】その世界における自己の強みと弱みは何か?

【未来】機会を捉え脅威に備えるために、どのように強みを活かし弱みを補うか?


事業でも個人としてのキャリアでも基本は同じですが、事業戦略の文脈で簡単に確認ができるような気がします。

【世界】は、いわゆる外部分析のステップです。市場・競合・規制などの圧力などを把握して、そこで事業を展開していくうえでの機会と脅威を考えます。

【自己】のステップでは、その世界における自らの強みと弱みを考えます。強み・弱みは多分に相対的なものなので、先に【世界】を考えておくわけです。

【未来】では、機会/脅威と強み/弱みからなる2×2のマトリックスを作り、できた4つのマスを埋めながら、機会を最大限に捉えて脅威を最小限に抑えるための戦い方を考えます。いわゆるSWOTですね。


整理できそうな気がしてきました。