新事業仕分けの問題点(マネジメントレベル) 3
こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。
<提言型政策仕分け>の考察、3回目です。
経営品質風にマネジメントレベルを考えてみます。
1回目は、「合目的性」という観点から
2回目は、「展開度」という観点から
マネジメントを見てみました。
いずれも、日本経営品質賞の成熟度の評価に
用いられている視点になります。
成熟度は、
AAA+、AAA-、AA+、AA-、A+、A-、B+、B-、C+、C-、D
の11段階で評価します。
新事業仕分けの問題点(マネジメントレベル) 1
新事業仕分けの問題点(マネジメントレベル) 2
今回は「改善・革新への取り組みの程度」を考えてみます。
目標の達成状況から課題を認識し、問題の根本原因を追究して
プロセスの改善が行われていれば、「Bレベル」くらいです。
<提言型政策仕分け>の改善・改革はこれから行うものですから、当然、来年度の活動を見ないと、最終的な判断できません。
しかし、現状を見る限りでは、改善のための仕組みは
出来ていないようです。
改善を廻すためには、現状を適切に評価することが必要です。
そのためには、「目標」と「評価指標」が必要です。
「何が達成されていればいいのか」
「達成度は、どの指標を使って見るのか」
ということが明確でなければ、場当たり的な改善になります。
例えば、最終的にある政策提言を出せたとして、
それで良かったと評価するのか、ダメと評価するのかは、
何をもって「良い」とか「ダメ」とするのか、その基準が
決まっていなければ、人によって評価が異なることになります。
ある人は、「これで良い」と言い、ある人は「もっと話あうべきだ」
と言っても、基準がなければ、単なる主観であり、
水掛け論になります。
こう考えると、<提言型政策仕分け>の改善・改革の
マネジメントレベルは、かなり低くなると予想されます。
このように、<提言型政策仕分け>の成熟度(マネジメント
レベル)を3つの視点から見てみると、
「合目的性」では、多少高く評価できるものの、他の視点では、
ほとんどマネジメントになっていないと言えます。
少なくとも「Bレベル」にはならないでしょう。
今回は、<提言型政策仕分け>を題材に成熟度(マネジメント
レベル)を見ていきましたが、見方は企業でもまったく同じです。
自社のマネジメントを、ぜひ見直してみてください。
P.S.
マネジメントレベルについて詳しく知りたい方は、
「成熟度」の記事を参考にしてください。
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 1
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 2
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 3
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 4
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<提言型政策仕分け>の考察、3回目です。
経営品質風にマネジメントレベルを考えてみます。
1回目は、「合目的性」という観点から
2回目は、「展開度」という観点から
マネジメントを見てみました。
いずれも、日本経営品質賞の成熟度の評価に
用いられている視点になります。
成熟度は、
AAA+、AAA-、AA+、AA-、A+、A-、B+、B-、C+、C-、D
の11段階で評価します。
新事業仕分けの問題点(マネジメントレベル) 1
新事業仕分けの問題点(マネジメントレベル) 2
今回は「改善・革新への取り組みの程度」を考えてみます。
目標の達成状況から課題を認識し、問題の根本原因を追究して
プロセスの改善が行われていれば、「Bレベル」くらいです。
<提言型政策仕分け>の改善・改革はこれから行うものですから、当然、来年度の活動を見ないと、最終的な判断できません。
しかし、現状を見る限りでは、改善のための仕組みは
出来ていないようです。
改善を廻すためには、現状を適切に評価することが必要です。
そのためには、「目標」と「評価指標」が必要です。
「何が達成されていればいいのか」
「達成度は、どの指標を使って見るのか」
ということが明確でなければ、場当たり的な改善になります。
例えば、最終的にある政策提言を出せたとして、
それで良かったと評価するのか、ダメと評価するのかは、
何をもって「良い」とか「ダメ」とするのか、その基準が
決まっていなければ、人によって評価が異なることになります。
ある人は、「これで良い」と言い、ある人は「もっと話あうべきだ」
と言っても、基準がなければ、単なる主観であり、
水掛け論になります。
こう考えると、<提言型政策仕分け>の改善・改革の
マネジメントレベルは、かなり低くなると予想されます。
このように、<提言型政策仕分け>の成熟度(マネジメント
レベル)を3つの視点から見てみると、
「合目的性」では、多少高く評価できるものの、他の視点では、
ほとんどマネジメントになっていないと言えます。
少なくとも「Bレベル」にはならないでしょう。
今回は、<提言型政策仕分け>を題材に成熟度(マネジメント
レベル)を見ていきましたが、見方は企業でもまったく同じです。
自社のマネジメントを、ぜひ見直してみてください。
P.S.
マネジメントレベルについて詳しく知りたい方は、
「成熟度」の記事を参考にしてください。
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 1
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 2
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 3
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 4
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