新事業仕分けの問題点(マネジメントレベル) 1 | 社員と顧客と経営者の幸福

新事業仕分けの問題点(マネジメントレベル) 1

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

<提言型政策仕分け>というものが始まりましたので
経営品質風にマネジメントレベルを考えてみます。

マネジメントレベルについて詳しく知りたい方は、
「成熟度」を参考にしてください。

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 1
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 2
組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 3

組織のレベルを示す 経営品質賞の成熟度 4



まず、<提言型政策仕分け>の「合目的性」を考えてみます。

目的は、
・政策の方向性を示す
・一般大衆に公開することで、議論の見える化を行う

ことだと、私は考えています。


この目的から<提言型政策仕分け>を見てみると、

方向性:
一応出せる。しかし時間が短すぎて充分な議論はできない。
というレベルだと思われます。

大学改革の提言が、
「自主的に改革すること」という内容ですから
提言レベルとしては、かなり低いと言えるでしょう。

議論の見える化:
政策の方向性は、国会で議論するべきという意見もありますが、
国会内で話しているだけだと、なかなか話題になりません。

「仕分け」とイベント化することで、国民に見えやすい形になります。その面では、ある程度成功しているようです。

「合目的性」に関して言えば、レベルは高くないものの
一応できていると言えそうです。


次回は、「展開度」や「改善・革新」について考察してみます。



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