チャンスとリスクへの対応 3 ~ 心理タイプ講座
こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。
心理タイプ講座では、タイプの違いで生まれる、
コミュニケーションやマネジメントの違いを考えていきます。
「チャンスとリスクへの対応 ~ 心理タイプ講座 1
」
「チャンスとリスクへの対応 ~ 心理タイプ講座 2
」
の続きです。
今回は、「目的志向タイプ」と「問題回避タイプ」、
コミュニケーションの注意点を取り上げます。
「問題回避タイプ」は、根拠なく「大丈夫」と言われると、
かえって不安になります。
例えば、病院に行ったとき、医者にササッと簡単に診られて
「大丈夫、何もありません」と言われると、
「本当にこの医者、ちゃんと診たのかな?」
と、逆に疑わしく感じます。
「○○に気をつければ、大丈夫ですよ」
と、対処法と一緒に言われると、安心します。
「問題回避タイプ」には、
「問題点について、私もちゃんと考えてますよ」ということを
伝えると、よいコミュニケーションを取ることができます。
「目的志向タイプ」は、問題点や上手くいかなかったときのことを
話されると、モチベーションが下がります。
「こういう問題が起こったらどうするの?」
「こんな危険もあるよね?」
などという会話は、「問題回避タイプ」にとっては楽しくても、
「目的志向タイプ」にとっては、避けたい話題です。
特に、「よし、やろう」と決めて、やる気が高まっている時に、
「あっ、でもこういう問題もあるんじゃない?」
などと言われると、ガクッとします。
リスクの検討は当然必要ですが、細かいことを根掘り葉掘り
聞くのは、控えた方がいいでしょう。
「問題回避タイプ」がリスクの検討を担当し、
「目的志向タイプ」が、前に進めることを担当し、
相手を傷つけないようにコミュニケーションをとって
情報共有すると、良いチームになります。
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