親父のガン治療にみる現代医療の問題点 7 ~ 因果不明
こんにちは。 心のソムリエ 橋本文隆です。
医学的なことはよく分かりませんが、ソリューション・フォーカスの観点から、現代医療について 思ったことを書いていきます。
----------------
誤解があるといけませんが、父はがんでなくなったのではありません。
手術は見事に成功し、父は予定通り退院しました。
その意味では、医師は完璧に仕事を遂行したのです。
その後体調を崩し、1年後くらいに肺炎で入院。
その後の闘病は基本的にがんとは関係ありません。
ですから、父の手術は成功例としてカウントされていることでしょう。
死因とがん手術との因果関係は不明です。
検証のしようがありません。
手術を受けなくてもそうなっていたかもしれないし、
手術を受けたから、体力が落ちてそうなったのかもしれないし、
いずれにしても証明することは不可能です。
(個人的には、何もしなければ普通に生きていたと想像はするけれども)
ここでは今回の結果ではなく、現代医療がもつシステムやプロセス、スタンスを問題としています。
問題を解決することが優先され、リソースを活かし、生きる力を伸ばす観点が欠けていると思われるからです。
では、リソースを活かすためにはどうすればいいのか?
次回はそれを考えてみたいと思います。
続く
親父のガン治療にみる現代医療の問題点 6 ~ リソースを育てない病院
親父のガン治療にみる現代医療の問題点 5 ~ システム思考
親父のガン治療にみる現代医療の問題点 4 ~ コンサルティングからみると
親父のガン治療にみる現代医療の問題点 3 ~ 意思決定の根拠は?
親父のガン治療にみる現代医療の問題点 2 ~ 問題か解決か
親父のガン治療にみる現代医療の問題点 1 ~ はじまり