親父のガン治療にみる現代医療の問題点 3 ~ 意思決定の根拠は?
こんにちは。 心のソムリエ 橋本文隆です。
医学的なことはよく分かりませんが、ソリューション・フォーカスの観点から、現代医療について 思ったことを書いていきます。
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胃の全摘手術に反対の立場であることは前回書いた通りですが、それにも関わらず父と十分話ができなかったのは、父の耳が遠かったからです。
普通なら、コーチングの手法などを使いながら、父がどのような情報をもとにして、どのように意思決定しているのかを明確にするところなのですが、耳が遠いため、筆談を使うしかありません。
しかし、それではなかなか本音の部分に迫ることができません。
逆に言えば、そのような父に、どのように情報を与えて意思決定させたのか?
おそらく、医師が紙に書いたり、医師の言ったことを母が紙に書いたりしたのでしょうが、どの程度正確に伝わっているのやら...
手術をするということになれば、その結果が気になります。
そこで、これくらいの高齢者が胃の全摘手術をした場合、どのくらいの割合で上手くいくのか、医師に問うてみた。
医師の答えは、次のようなものだった。
「データが少ないので分らないですね。70代だとデータが多くて、順調な人も多いですが、80代となるとデータが少ないんですよ。
今まで80代は、やっていなかったんですが、最近は80代でも大丈夫だろうということで手術するようになったんだけど、まだそんなにデータが集まっていないので。」
???
この答えで納得する人がいるだろうか?
データがないのなら、80代でも大丈夫というのは、何を根拠に言っているのだ?
70代でも、個人的には反対なのだが、「これはもう、論外だろう。」と思った。
しかし、父も医師も手術すると言う。
意味不明である。