カスタマー・タイプ | 社員と顧客と経営者の幸福

カスタマー・タイプ


昨日は、3つの関係タイプをご紹介しました。


3つの関係タイプ

1.ビジター・タイプ (あんたに相談したくない)

2.コンプレイナント・タイプ (俺は悪くない)

3.カスタマー・タイプ (自分も変わらなきゃ)


セラピストと患者という上下関係から、セラピストは、顧客に満足を提供する存在であるという関係に変えた表現になっています。


ビジター・タイプ は、一見のお客さん。

コンプレイナント・タイプ は、クレイマー。

カスタマー・タイプ は、ロイヤルカスタマーのようなイメージでしょうか。


一般的にコーチングなどは、コーチとクライアントが、カスタマータイプの関係であることを前提にしています。


スポーツのコーチなど典型ですが、プレイヤーは自分がやらなければいけないことを、充分に自覚しています。


経営者へのコーチング(エグゼクティブ・コーチング)でも、経営者は自らの責任で行動することを理解しています。

(もし理解していなければ、経営者失格です。)


しかし、先生と生徒の関係、上司と部下の関係 などとなると、必ずしもスポーツのコーチとプレイヤーのような関係にはなりません。


そうすると、相手に考えさせて自発的に行動させようとするコーチングの手法も、上手くいかないことが多くなります。


そんな時、力づくで相手に言うことをきかせたり、ダメな奴だとあきらる人がいます。


そうではなく、カスタマータイプの対応では上手くいかないから、別のタイプの対応にしようと考えると、違う方法も見えてきます。


続く...



  < 人間関係の改善 ご相談はこちら >


【参考記事】

SFAのステップ

関係の査定(アセスメント)