社長のリソースを探してみると
こんにちは。心のソムリエ 橋本文隆です。
ソリューション・フォーカス・アプローチを知っていただくために、基本の情報を連載していますが、少し寄り道します。
今日はコンサルティングの関係で東京に来ていまして、某企業の社長さんや経営トップに会っていました。
とても業績の良い会社のトップです。
社長と話をするときも、当然リソースを探します。
今日お会いした社長のリソースは、
まず、なんといっても熱いこと。
情熱がなければ、会社はよくならないですね。
そして、社員に任せていること。
昔は、社員に向かって社長ひとりで延々と話していたそうですが、それでは社員の自主性が育たないと思い、部長たちに話を任せて、自分は話さないようにしたそうです。
そうしたら、部長は社長の真似をするので、やはり延々と話しをして、変わらなかったそうです。
そこで、幹部は話しをしないことに決めて、全部社員に任せるようにしました。
そうすると社員のやる気や自主性が発揮されるようになりました。
自分の情熱を押しつけても、社員に情熱は生まれません。
「やる気を出せ」と言ってもやる気はでません。
大切なのは環境を整えることです。
「環境や関係を変える」
実は、これもソリューション・フォーカス・アプローチの
重要な手法のひとつなのです。