モスクワ音楽院が出したと思われるライブコンサートのCDです。

 

「ボレロ」のほかに、ストラヴィンスキーの「春の祭典」が収録されています。

 

指揮者のレオニード・ニコライエフについては全く知らなかったのでネットを検索してみたのですが、情報らしいものはヒットしませんでした。

 

モスクワの南東にあるアルザマスという都市で生まれ、モスクワ音楽院を卒業したのち、指揮法の名教師として知られるハンス・スワロフスキーに師事し、1974年のカラヤン国際指揮者コンクールに入賞したということくらいしかわかりません。

 

モスクワ・グレートホール交響楽団についてもよくわかりませんが、モスクワ音楽院の教授や優秀な学生を集めたオーケストラではないかと思います。

 

このオーケストラに限らず、旧ソ連のオーケストラは、名前が似ているものもあり、正体が良くつかめません。

 

ニコライエフの「ボレロ」ですが、演奏時間はラベルの指定に極めて近い16分56秒です。

 

約17分かけてゆっくりとクレッシェンドしていく演奏で、スネアドラムもよく響き、なかなか立派な演奏です。

 

演奏後の拍手とブラボーの嵐からも、これが伺えます。

 

「春の祭典」も立派な演奏で、もっと表に出てきても良い指揮者だと思います。

 

旅行で琵琶湖に行った時、長浜のホテルに泊まりました。

長浜と言えば、長濱蒸留所です。

NAGAHAMAのアルファベットを逆に並べたAMAHAGANのウィスキーで知られている蒸留所です。

出来れば蒸留所見学をしたいところでしたが毎日やっている訳ではなく、タイミングが合いませんでした。

地元の酒屋なら品揃えが豊富だろうと思い、ホテルにチェックインする前に、リカーマウンテンさんに寄ってみました。

思った通り、No.1からNo.3が揃っていましたが、出来ればあまり見かけないものをと思い、これを購入しました。






とても甘い香りがして、ツマミが無くても楽しめるようなお酒でした。


シェリーカスク醸成原酒を使っていて、好みの1本でした。

「ザ・ディーコン」の美味さに衝撃を受け、対抗馬は無いものかとネットを検索すると、ジョニーウォーカーの「ダブルブラック」が浮上しました。

 




ジョニーウォーカーと言えば「ジョニ黒」が有名です。

 

「ジョニ黒」はスモーキー感が特徴的で、更にこれを強調したものが「ダブルブラック」のようです。

 

アードベックに出会ってからアイラの強いスモーキーさにハマり、一方でグレンモーレンジを知ってからしっかりしたフルーティーさにもハマり、それらの中間のものがつまらなく感じてしまう状況に陥っています。

 

アードベックやラフロイグを知ってしまうと、スモーキー感が乏しいウィスキーでは物足りなくなっているのです。


「ダブルブラック」を好きなハイボールにして頂くと、残念ながらピート感は「ザ.・ディーコン」の勝ち。




 

ただ、流石にジョニーウォーカーだけの事はあり、全てにおいてバランスが取れていて美味しいウィスキーです。