現在、朝の9時45分。

 

秋葉原のプロントでコーヒーを飲んでいるところです。

 

実は、昨日入院して手術をして、今朝退院してから御徒町から一駅歩いてきました。

 

手術と言っても鼠径ヘルニアの手術で、日帰りもできると聞いていました。


確かに日帰りでもOKな気もしますが、さすがにスタスタとは歩けません。

 

内臓を切るわけではないのですが、それでも2箇所を切ります。

 

1箇所は処置する部分で、もう一箇所は内視鏡を入れる部分です。


麻酔は点滴で行い、始めてから1分か2分で意識はなくなりました。

 

手術は、麻酔で眠ってから1時間ちょっとくらいで終わったようです。

 

手術に関しては特に痛みを感じることはなく、手術後も麻酔が効いているので痛みは感じません。

 

麻酔がきれても坐薬を使うので、これが効いてくれば動いた時にわずかな鈍痛を感じるくらいです。

 

手術が終わった1時間後には、こんな昼食が出ました。




 

前日も特に制限はなく、手術が終わった今日でも、たしなむ程度であればお酒もOKです。

 

鼠蹊ヘルニアになったきっかけは、10年以上前のこと。

 

重い灯油のポリタンクを両手にぶら下げて、灯油店とオフィスの間をひと冬の間行ったり来たりしました。

 

ちょっとだけポコっと盛り上がったくらいだったのですが、最近セミナーの講師として何日も経ち続けたり、小屋作りのためにセメントや砂利の袋を持ち上げることが続き、一気に盛り上がってしまったのでした。

 

医者によると、「こぶし大」くらい出ていたそうです。

 

怖いのは「嵌頓(かんとん)」という状態です。

 

はみ出た腸が筋肉部分まで入り込み、締め付けられるとその部分が壊死するという状態です。

 

こうなると命にも関わるので緊急入院で手術という事になります。

 

再来週からインドネシアに出張するので、出張中にそうなったらたまりません。それで思い切って手術することにしたのでした。

 

手術と聞くとちょっと尻込みしますが、手術自体は麻酔のおかげで痛くはないので、もっと早くやっておけばよかったと思います。

 

費用的には、高額医療の対象となるので、差額ベッド代3万円(2日分)を含めても約12万でした。

 

実は、右側もわずかに出ているので、これは来年の早めに治してしまおうと思います。