小屋で材料が必要になったときは、1時間ほどかかるのですが、東御市にあるパワーコメリに行く事が多くなりました。

 

そこから遠くないところに小諸蒸留所があるので、行ってみることにしました。

 

この蒸留所には、台湾のイアン・チャン氏が加わっています。

 

イアン・チャン氏は、かのカバランの味を決めるマスターブレンダーだった方です。

 

小諸周辺の水は硬度が通常の3倍くらいの高さで、この水を使ってウィスキーを作ってみたいと思って、この地に決めたそうです。

 

カバランは最近のお気に入りで、ロックで飲むときには必ずカバランのNo.2となっています。

 

蒸留所見学は事前予約が必要なところが多いので急に行っても入れない可能性がありましたが、場所の確認だけでもいいと思って、とりあえず駐車場に車を停めました。

 



高台には樽の保管庫が見えました。





駐車場から電話をすると、特に予約しなくてもOKとのことでしたが、2500円の入場料がかかります。

 

小諸蒸留所については、クロスロードラボというYouTubeで確認済みで、入場料がかかることはわかっていました。

 

館内に入るとオシャレなバーカウンターと抜けの良い景色が目に入りました。







実は入場料にはバーでのドリンク料が含まれています。

 

この日は運転があるのでお酒を飲むことはできませんでしたが、お酒を飲めない人のために、しっかりとしたソフトドリンク系も用意されています。

 

雰囲気のあるカウンターで出されたのがこちら。

 





 

コーヒーもチョコ感が味わい深いテリーヌも絶品でした。

 

ほかにもウィスキーに合わせたメニューが充実していて、ここに来るなら車ではないほうがいいでしょう。

 

肝心の蒸留所見学ですが、説明内容が良く考えられていて、麦芽の粉砕から樽詰めの工程まで、とても分かりやすく解説してくれました。


家内も、初めてウィスキーの作り方がわかったと話していました。

 

ほかにも、ウィスキーやカクテルを味わいながら参加できるセミナーがあって、ウィスキーを楽しんで貰いたいという気持を強く感じられました。


こちらは小諸あたりに一泊して参加したいと思っています。


サントリーやニッカ、キリンの蒸留所が良くないというわけではありませんが、小諸蒸留所に来れば、もっと出来ることはあるなと感じるのではないでしょうか。

 

ショップにはおしゃれなものがそろっています。


ちょっと高いものが多い中でグレンケアンのグラスは安価で、一つは持っていてもいいと思って買うつもりでいたのですが、帰る頃には売り切れていました。


代わりに珪藻土でできたコースターを2枚購入しました。





他社のウィスキーが展示されているのは面白いところです。


最近、フィンランドのウイスキーのKYROを2種類手に入れたのですが、これも展示されていたのは嬉しいポイントでした。


 

残念なことがあるとすれば、ウィスキーが売っていないことでしょうか。

 

蒸留所限定があれば欲しかったのですが、またできたばかりの蒸留所なので、仕方がないでしょう。


秋くらいにはボトル販売があるようです。


泊まりがけでボトル購入となると、結構費用がかさみそうなので、もしかすると新幹線で日帰りの方が良いのかもしれません。